オオサカジン

日記/一般 日記/一般   | 大阪市

新規登録ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by オオサカジン運営事務局 at

2010年12月22日

パピヨンペンダント

展示会後しばらくは様々な所用がありブログの更新があいてしまいました。
また定期的に更新をしていきたいと思います。

さて、今回の展示会での新作はハイクラスの作りや仕上げを、もっと身近に感じていただければとの想いを込めた作品達をメインと致しました。
しかし、どうしても無理に価格を抑えようとすれば、素材の質を落とし出来る限り簡略化した作りにしなければならなくなります。
ですが、私達がそれをしてしまっては何のために作品を作り皆様にご覧いただきたいと思っているのか、また、あえて今のこの時代に新作を作る意味が無いと考え、メレーダイヤの質にもこだわり、トップクラスのダイヤのみを使用し、細分化したパーツを仕上げてから組み立てるという技術を駆使し、手間暇かけた上質なジュエリーを制作する事と致しました。
そうして作り上げるのも、本当に手にして喜んで頂けるように、ジュエリーの楽しさや美しさを感じて頂ければとの想いからのことです。

展示会にて、とても好評でしたパピヨンシリーズのペンダントの写真をアップいたします。
大阪人のブログではプラチナバージョンをご紹介( ^ー^)o 



さりげなく胸にしていただけるサイズですが、大粒のメレーダイヤを大胆に使用する事で、しっかりした存在感を輝きを放ってくれます。
センターにはラウンドとは違う輝きを取り入れるためにマーキスカットのダイヤモンドを配しております。
ダイヤモンドの石目は合計0.4Ctupとなります。
地金のカラーについては(白)プラチナ950・(金色)K18イエローゴールド・(ピンク)K18ピンクゴールドとございます。
ピンクゴールドにて制作したペンダントはホームページのブログにてご覧いただけます。
こちらから。
http://hiroumi-jewellery.com/blog.html#/detail/0b46

現在お取扱店様にてお手にとってご覧いただくことが出来ますよ☆  


Posted by hiroumi at 18:45Comments(0)ジュエリーの話

2010年11月24日

ジュエリーフェア最終日♪

20日より開催しておりましたヒロウミジュエリー・オータム~ウインター新作FAIRも、とうとう本日が最終日となってしまいました。





今回も店頭に大きく貼りだしていただいております~♪

今回は、九州から、山口から、京都から、神戸から、大阪から、多くの方に足をお運びいただいております。ありがとうございます。

いくら写真などでご紹介しても、身に着けていただいた感触、実物の輝きは伝えきることはできません。一人でも多くのかたに、まずは手に取ってご覧いただきたいと思っております。





本日も、三代目が会場にてお待ちしています♪
どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
そして、丁寧に作られた上質なこだわりをもったジュエリーを見てみて頂きたいと熱望いたしております。(笑)

  


Posted by hiroumi at 12:55Comments(0)

2010年11月16日

新作パピヨンを先行公開♪

ついに、今週の土曜日20日から仲庭様のグランドオープンに合わせて「HIROUMI」の展示会を催していただきます。

そこでお披露目する新作として制作致しました、「パピヨン」のペンダントと、ピンブローチを事前に公開してしまいますよ~♪





パピヨン(蝶)は、愛や幸せを運ぶラッキーモチーフとしても、尊ばれているもので、ジュエリーのデザインにも多く取り入れられているものですね。

蝶の形を象徴的に4個のラウンドメレーダイヤとセンターにマーキスダイヤを配置し、輝きで表現してみました。

このパピヨンシリーズでは、プラチナの他に、K18イエローゴールド、ピンクゴールド、シャンパンゴールドのカラーバリエーションを用意いたしました。
こちらのモデルでは、センターのマーキスカットにカラーダイヤを使用した限定モデルも少しですが制作してみました。

いつもはプラチナ素材をメインに作っておりますので、金色の色の変化で同じ形のジュエリーであっても、様々な表情の変化があって、作り手としてもそれを楽しみにしながらお作りいたしました。

プチサイズのジュエリーではありますが、インパクトのある大きめで選りすぐりのメレーダイヤをボン、ボンと贅沢に留めましたので、極上の存在感となりました。

写真では、そのキラキラ感を写し撮るのは至難の業です。
また、裏まで綺麗な作りとはどのようなものであるのか?
石座の裏まで磨き上げていることで、どれだけの輝きを放つジュエリーになるのか?
どうぞ、展示会でお手に取って、身に着けてご覧くださいませ。
身に着けていただいたときに、一番輝くようにお作りしていると力説していることがおわかりいただけると思います♪

展示会の詳細はこちらです♪
  


Posted by hiroumi at 16:27Comments(0)ジュエリーの話

2010年11月13日

パピヨンの仕上げ


細部まで磨いていると言っても、どんなところまで磨いているのだろうと思われるかもしれませんのでこんな画像も用意いたしました。それぞれのパーツをバラバラのパーツにすることで、裏取り部分も完全に仕上げる事が出来ますし、完成すれば外からは見えにくくなってしまう部分なのですが内部まで鏡面仕上げを施すことが可能になります。
そうすると、ダイヤモンドだけではなく、側面や裏側など僅かな隙間からでもジュエリーに光が入ることで、作品全体が曇りなくすっきりと輝くことが出来るんです☆
ちょっとした事なのですが、魅力の感じ方にすごい大きな差が出てきます。
ちょっとした事と言いましても、この為に作り方まで変えてしまうほどなんですが(; ̄ー ̄A

11/20~24日の展示会の詳細はこちらから  


Posted by hiroumi at 14:54Comments(0)ジュエリーの話

2010年11月10日

新作鋭意制作中です☆

さて、展示会に向けて鋭意制作中ですが、一体どんなものを作っているのだろうと気にして下さっている方もいらっしゃるかと思いますので・・・思い切って制作風景を一部公開してしまいます☆

今回はハイジュエリーのオートクチュールジュエリーだけではなく、新たに「プレタポルテジュエリー」と呼ぶした、一部型を制作することでお求めやすい価格帯を目指した高級既製ジュエリーのラインをご用意いたしております。

とはいえ、それらも総て「HIROUMIクオリティ」で制作されるものですから、ちょっとそこいらのものとは一線を画すものとなっております。

今回プレタポルテジュエリーのラインを制作するにあたり、クオリティを落とさないことを大前提と決め、そして、クオリティを維持することのできる範囲内でのみ型を制作する事に致しました。





ですから、いくつものパーツに分けたものを組み立てており、微調整を繰り返しパーツの段階で完璧に細部に渡り仕上げを施し、爪や柱などクオリティに影響の出る部分は総て手作業にてセッテイングし、厳選されたダイヤモンドを彫り留めしていてハイジュエリーと同じ手順で磨き上げ、仕上げております。
オートクチュールと大差ないほど、多くの工程を経て、やっと一つの作品が生まれます。

今回制作しておりますのは、ワンポイントとしてお着けいただけるような上品かつ、しっかりとした輝きと存在感を示してくれる、パピヨンのピンブローチとペンダントを制作しております。

「裏取り」の工程なども当アトリエでは標準的な事ですので当然施しております。
そして、「糸磨き」を施し裏取り部分まで鏡面仕上げをしております。
裏板(腰張り)になる部分の隙間もヘラを掛け細部に渡りしっかりと仕上げております。

今までにない、私共にとっても新鮮で軽やかなジュエリーが生まれてきています。
これらが早く皆様の目に触れ、喜んで頂けたら嬉しいなぁと、今からワクワクドキドキしながら制作に取り組んでおります☆

展示会の日程や詳細はこちらからお願い致します。  


Posted by hiroumi at 14:02Comments(0)アトリエのこと

2010年11月02日

秋の展示会のご案内



アトリエヒロウミ、デザイン&雑用なんでもこい係のよいこです。(笑)

お待たせいたしました。
アトリエヒロウミ、秋の展示会のご案内ハガキが出来上がってまいりました。
ご希望の方にはお送りさせていただきますので、HIROUMI Jewelleryサイトの、お問い合わせページからご遠慮なく、ご住所、お名前をお知らせくださいませ~♪(ご住所情報はアトリエからのご案内のみに使用させていただきます)

新作の一つ、ハーフエタニティリング3タイプの並んだ写真を使っております。
と、申しますのも新作の殆どは現在絶賛制作中でございます。
しかも、オーダーをいただいているお仕事優先ですので、おのずと残業時間&深夜時間での作業となっております。(頑張れ~親方~!

今回の展示会は、オートクチュールジュエリーからプレタポルテジュエリーへの展開を図っております。

プラチナ&ダイヤモンドのジュエリーが主体のHROUMI Jewelleryですが、今回はハーフエタニティをはじめとして、美しいメレーダイヤでラインを描いたもの。形を描いたもの。
控えめに見えても、その輝きで誇りと静かなる自己主張のあるジュエリーを準備いたしております。

そして、なんとお得意のPt950の他に、K18イエローゴールド、ピンクゴールドのバリエーションもお作りする予定でおります。一部のものには「シャンパンゴールド」もお目見えします。
大人が身に着けて恥ずかしくない作りの良さと、可愛いらしい茶目っ気もある、大人可愛いジュエリー。

記念日の贈り物にも、ご自分へご褒美ジュエリーとしても・・・永く愛していただけること間違いなしなラインナップとなっております。

またチラ~っと制作途中の姿もお目にかけていきますね。
どうぞ、お楽しみに~♪  


Posted by hiroumi at 17:52Comments(0)アトリエのこと

2010年10月22日

静岡へ

今週初めに静岡の「タカラ堂」さまに初訪問させていただきました。

静岡でジュエリーと言えば、まず「タカラ堂」とお名前があがる、創業80年の老舗時計宝飾店様です。

実はこの度「HIROUMIマリッジコレクション」をお取扱いくださる運びとなり、販売スタートに当たって、マリッジコレクションについてのご説明に伺わせていただきました。

スタッフの皆さまもお忙しい中お時間を作って下さり、1時間以上もマリッジコレクションのこだわり、手作りによる鍛造制作にこだわるのはなぜか?について、熱く熱く語らせていただきました。

また、ジュエリー販売の最前線で活躍されるスタッフの皆様からも、様々なご意見を伺うこともできまして、今後の制作にも有意義なものをもたらしてくれそうな、貴重なひと時を過ごさせていただきました。

これからも、魅力がダイレクトに伝わるようなジュエリーの制作に精一杯取り組みたいと思います。

「HIROUMIマリッジコレクション」が「タカラ堂」さまの店頭に並びましたら、改めてお知らせいたします。

お近くのお客様は、ぜひ一度プラチナの輝きの違い、指通り、指に馴染む心地良さの違いをご体験下さいますようお願いいたします。
  


Posted by hiroumi at 13:06Comments(0)アトリエのこと

2010年10月14日

秋の展示会のお知らせ

第二回目の展示会になります、「HIROUMIジュエリー・オータムーウインターフェア」のお知らせです。



会期は、2010年11月20日(土)~24日(水)

11月20日にリニューアルオープンされる、阪急三番街「仲庭」様(大阪梅田)にて開催していただく運びとなりました。

現在そのフェアに向けて新作を鋭意制作中でございます!

今回は、愛らしさを持たせつつも上品に襟元に煌めくタイニーピンをはじめ、「HIROUMI」で初めての18金のイエローゴールドやピンクゴールドを使用した作品も登場する予定でございます。
クオリティに関しては「HIROUMIです。」と言うだけで、それ以上のご説明は不要かもしれません。 自分達で育ちの良さ(笑)を示してくれずばHIROUMIジュエリーにあらず、という想いで丁寧に作り上げております。

今までのスタイルに加え、新たなラインが登場いたしますのでどうぞご期待下さいませ。
また、皆さまお誘い合わせのうえ、どうぞお運び下さいますようお願い申し上げます。  


Posted by hiroumi at 15:11Comments(0)仕事関係の話

2010年07月14日

メディア掲載

春に行いましたHIROUMIジュエリーフェアの報告記事と、同展にてご紹介いたしました「アーカイブコレクション」として手作りにて制作致しましたアラベスク模様を配したリング3点を掲載して頂きました。
㈱レーヌ出版様、ご紹介下さりありがとうございました
( ^ー^)
掲載誌は主にジュエリー業界向けに発刊されております「JEWEL」SUMMER号となります。
HIROUMIジュエリー取扱店様にてご覧いただくこともできますよ☆  


Posted by hiroumi at 00:39Comments(0)アトリエのこと

2010年07月02日

ネズミのしっぽ

ついにこのヤスリを使いました。
極細の丸ヤスリの事を「ねずみのしっぽ」と言いいます。
その中でも使った事のなかったほど細いヤスリがこれです。
細すぎるのですぐに折れそうなので、殆ど記念のように持っていたものです。
(マチ針のようなイメージをしてもらえればよいかと)

初めて使ってみた感想は・・・微妙です(⌒_⌒;
細すぎて持ちにくいので手持ちバイスに挟んでみたものの、やっぱりしなって使いにくいです。
本当に細かいところをちょっぴり削るのに使う程度かなと。
もう少し太いものは良く使うのですが・・・。

という訳でまたお蔵入りとなりました(笑)  


Posted by hiroumi at 15:52Comments(0)仕事関係の話

2010年05月19日

プラチナ粉

うちのアトリエではワックス技法より地金からけづり出して制作する鍛造技法を使用することが多いです。
理由としては、仕上がり時のプラチナの輝きが圧倒的に綺麗だからです。
今回もリングをガリガリ削っていくと、出るわ出るわプラチナの粉が・・・。
今日は少し手が汗ばんでいたので、大量の粉が手に付いてしまいます( ̄_ ̄|||)
高価なものではあるのですが・・・気持ちいい物ではないです。。
この粉ももちろんプラチナですので回収をするのですが100%サイクルさせることはできません。
ですから、品物を作る上では地金の粉が出来るだけでないような作り方をするのが基本となるのですが、そんな事を言っていては、いい作品を作ることはできません。
作品のクオリティを上げるためには仕方がない事です。  


Posted by hiroumi at 19:00Comments(0)ジュエリーの話

2010年05月12日

硬い地金

さて、ハーフエタニティRingの話の続きになるのですが・・・。
ノコ刃だけではなく、「ササバ」という細いヤスリも使って穴の中を加工して行きます。
ヤスリが穴の中に入ってる画像を取ってみようと思ったのですが解りにくいですね(⌒_⌒;




それが終われば、いわゆる「糸磨き」と言う工程に移ります。
加工した穴の中を磨く作業です。
糸に研磨材を付けて糸を張った状態にして、糸を穴の中に入れてこすりつけて研磨する作業です。

しかし、今日はこの作業の事を説明したいわけではなく、地金について感じた事を書きたいと思います。
これらの作業をしていくと本当に細かな作業であったり、リングをしっかり持って作業しなくてばならないので、指に相当力が入ってしまいます(写真から伝わりますでしょうか)。
つい、リングが変形しないかなと思って見てしまうことがあるのですが、まったく変形する様子もなし!
こんなことぐらいで・・・と思われるかもしれませんが、地金の薄い弱いものであれば変形します。
ダイヤの穴の裏側を大きく広げますので、強度の事も考えなければならないのですが、こういったリングも鍛造で締めた地金を使用するメリットが大きくあるなぁと感じたのです。
作っている本人でさえ安心感を持って作業できますし。
(もちろんこれは地金を叩いて締めた状態の鍛造で作り上げたものです。)
いつも当たり前のようにしていたので、改めて考える事がなかったのですが、最近「鍛造(たんぞう)」「鋳造(ちゅうぞう)」という言葉が良く飛び交うので、感じた事を書いてみました。

  


Posted by hiroumi at 23:00Comments(0)ジュエリーの話

2010年05月10日

次々制作致します。

さて、いつも新作の事を考えながら仕事をしているのですが、ある時吹っ切れたように新作の制作に取り掛かってしまうことがあります。
もちろんちゃんと計画も立ててはいるんですが(⌒_⌒; タラタラ
いいものを作るには、作りたい!!という気持ちが盛り上がった時に作るのが一番いいんです☆
これは絶対です!
だから作り時と言うのは突然来ます(笑)

逆にいえば気持ちがもんもんとしてふっきれない時には作らない方がいいということです。
そんな時に作ったものに限って雑念が作りに出て、仕上がりが良くありません。

最近HIROUMIマリッジのご注文を頂き制作し、文字入れをする為に、リングの内側を凝視しておりました。そうすると笑われるかもしれんせんが、「やっぱ綺麗だよな~」と自分で思ってしまったのです(⌒_⌒;
「お勧めするなら、絶対にこれだよ!」再認識したというか、改めて感じたというか。。
・・・で!火が付いたわけです( ̄∇ ̄;)

中途半端なものはいらん!そんな心意気から新作に向けて始動を開始しました☆
お目見えするのはまだ先になると思いますが、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。


注)先の記事でシルバーを載せましたが、これはシルバーではございません。  


Posted by hiroumi at 18:59Comments(0)ジュエリーの話

2010年04月12日

京都法然院

本日、京都にある法然院まで行って参りました。
今日は雨なのに、なにゆえかと言いますと、「日本人の感性によるジュエリー七人展」という展示会があり、関東のお友達でもある「ミノワダジュエリークラフト」さんが参加なさっているからなのです
( ^ー^)
東京出張の折には良くアトリエにお邪魔しては、意見交換したり、世間話したりと、良き友であり良きライバルなのです☆そして、私は東京出張の夜は浅草にいる事が多いかもです(笑)


あ!こちらはデザイナーのYukieさんでございます☆
今回もミノワダ氏の作品に刺激を頂いて私達も頑張らなきゃ~と気合いが入りました!
展示会は今月の14日まで開催しておりますので、お近くの方は是非お立ち寄りくださると素敵な時間が過ごせるかと思いますよ( ^ー^)o   


Posted by hiroumi at 22:56Comments(0)仕事関係の話

2010年03月20日

大感激です♪

よいこです。
本日から、ヒロウミジュエリーフェアの開幕です♪

昨夜、ディスプレイのお手伝いに、開催してくださる仲庭・阪急三番街店へお邪魔してきました。
ウインドウには、大きな文字がデカデカと飾られています。



ウィンドーの中がいつものジュエリーショップさんではなくなっています(笑)
天秤計りやら、ヤスリ、タガネ、おたふく槌など、アトリエ代々の工具が飾られています。
これは見ものですよ~♪


店内の展示スペースも大きく場所をとって下さいました・・・
だけど埋められるほどの品数が・・・の心配も一気に吹き飛んでしまいました。

な、な、なんと~!
アトリエヒロウミが「ヒロウミコレクション」としてコラボ商品を作らせていただいている、ロイヤルアッシャージャパンさまが・・・
ど、ど、ど~んと、自社でお持ちのヒロウミが作らせていただいたジュエリーの数々をお送りくださっていたのです。その中でも『これは』という特別なものばかりです。
ヴィヴィットイエローのハートダイヤペンダントや、雑誌でも大きく取り上げられていた斬新なデザインのダイヤ取り巻きリングなど(リンク先の右写真のリングです)・・・それはもう飛びっきりの・・・
ほんとうに普通では考えられないことです。
なんというお心の広い・・・

悲しいことに、職人の置かれる環境はややもすると「職人風情が」となる場合も多く、まっとうに作り手側からのジュエリーの構造や品質についての意見を申しても「コッチが言う通りに作ってたらいいんだ!」などとバッサリ返り討ちもままあるのです。

ましてや、自分たちが良しとするジュエリーを直接世に問うてみたいと自分たちでブランドを立ち上げることも、職人がどれだけのことができるというのか?と、冷たい目で見られることも半分覚悟の上でした。

それが、仲庭・阪急三番街店さまがヒロウミジュエリーフェアを開催しようと動いてくださり、様々な店舗側の準備をしてくださいました。
ロイヤルアッシャージャパンさまは、応援の作品を送ってくださり・・・ご担当者さまは、そんな応援をしてくださっていることは、こちらには一言も漏らさず、陰ながらジュエリーフェアにあたっての様々なアドバイスも下さっていたのです。

実は、なんと過去にヒロウミジュエリーをお買い上げ下さった個人のお客様まで、今回のフェアでの展示にと・・・お手元のヒロウミジュエリーたちを里帰りさせてくださっているというのです。
こんなことってありえません・・・。みなさま大切な宝物にしてくださっているでしょうに・・・。

これが泣けずにいられましょうか?
感激を通り越して、ボ~ゼンとしてしまいました。

みなさまが心を寄せて、よちよち歩きを始めた私共を応援してくださっているということに、なんと私共は恵まれているのだろうかと心から感動をおぼえました。心強いかぎりです。

誠実に、真摯に、期待に答えていい仕事でお返ししていくしか、この感謝をあらわすことができないジュエリー加工以外はきわめて不器用な職人一家ですが、私共が作るジュエリーが世に広まっていくことで、ジュエリーというものの見方も変わっていって欲しいと願って始めた活動です。

作り手である自分たちから発信していくことで、これからも続けさせていただくであろう自社ブランド以外のコラボ商品や、制作をご依頼いただいている商品にもいま以上に注目を集めていけるように、ジュエリーの本質を自らも研鑽を積み追及しつつ、みなさまと共に成長、発展していきたいと願っています。

ふつつかものですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


22日月曜日まで、朝10時~21時までヒロウミジュエリーフェア開催中です。
梅田にお出掛けの際には、阪急電車の駅のあるビルの地下一階ですので、ぜひお立ち寄りくださいませ♪
  


Posted by hiroumi at 14:33Comments(4)仕事関係の話

2010年03月09日

3年がかり・・・?

いや~ある画像を探していて、撮影日を見てびっくりしました。
3/20日からの新作発表会の時に制作途中の作品も期間限定で展示させていただく予定なのですが、その作品の制作途中を写真に納めておりました。
そして作り始めの頃の写真の撮影日がなんと!

2007年6月30日となっておりました( ̄0 ̄;)

ちなみにそれは、デザイン画を撮った時の画像です。
制作方法やデザインを煮詰めていた時間も相当あったので、それ以前から取り掛かっていたということです・・・。
そして現在まだ目の前にあるという事は・・・汗
もうすぐ3年が経ってしまうということです(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
その2007年7月1日前後の写真の一部です。(画像は初公開です。)

金(K18)の厚い板です。
この塊を削り出してあるものを制作し始めました。
この時点では、まさか3年越しに作ることになろうとは夢にも思わず。。
そして以下の物が削り出されます。

ヤスリにて大まかなフォルムを粗削りしたところです。
(削った跡がザクザクに見えるでしょ☆)
ほんとに無垢の塊から削り出してしまいました。
この方法で作り始めた時からほぼ仕事として成り立っておりません 笑

何を作っているのかは塊の一部に透かし模様が入っているのがヒントです( ^ー^)

HIROUMIの新作発表会のお知らせはこちら  


Posted by hiroumi at 20:33Comments(0)ジュエリーの話

2010年03月06日

マリッジflashの更新

着々とフェア―に向けて準備を整えております。
もちろんそれ以外の仕事もしっかりとしておりますよ( ^ー^)o 

shop様には、新作のジュエリー発表の他にも、すべて手作りにてお作りしたマリッジリングもございます。

HIROUMIのマリッジリングはハイジュエリーを作り続けた経験から、手にしていただきたいと思う品質デザインの物のみを厳選して作り上げております。
実際にお手に取っていただきプラチナの質感、鍛造による輝き、指馴染みの心地好さなども感じていただければと思います。

ホームページでも、制作工程の一部をご紹介しております画像を更新いたしましたので、宜しければご覧ください。
マリッジ制作のご紹介はこちら


HIROUMI初の新作発表展示会のご案内はこちらです  


Posted by hiroumi at 22:24Comments(0)ジュエリーの話

2010年03月04日

宝石とジュエリー

仕事がら、ほぼ毎日のように宝石を目の前にしております。
どれもが貴重なものばかりです。
これらを取り扱いジュエリーに仕立てるには、やはり重い責任とプレッシャーがのしかかります。

しかし宝石から少しずつジュエリーへとなっていく様は感動の毎日です。
自分で言うのもおかしなことかも知れませんが、製作途中でも「このラインがいいな~」とかしばらく見入っているときがあります(笑)

その時に感じることですが、やはり「宝石」「ジュエリー」は同じ目線では見れないということ。

「宝石」はそのもの単体で十分な魅力があるものですが、身に着けることはできません。
「ジュエリー」はその宝石を装身具へとすることで身に着け、宝石だけでなく身に着ける人までを輝かせるものです。

ですから同じ価値観で計るものではないと思っております。

そして、先のブログにも書きましたように仕立てがとても重要になってきます。
どんな魅力的な宝石でも、仕立て方が良くなければ魅力を発揮することが出来なくなってしまいます。

多少極端かもしれませんが、洋服で例えてみれば、
どんな素敵な生地を使用しても仕立てが良くなければ、着心地が悪い上に、おしゃれとはいえない物が出来上がってしまいます。

私達ジュエリーにも同じことが言えます。
ですから、私たち作り手は宝石の魅力を引き出して、より魅力的にしたいと出来る限り細部にまで手を加えて行きます。
そういった、センスや技術、オーダーならお好みなど加味したうえで装身具として仕立て上げられます。
それが「ジュエリー」には必要不可欠なものだと思います。


HIROUMI初の新作発表会のお知らせはこちら
  


Posted by hiroumi at 00:14Comments(0)ジュエリーの話

2010年03月01日

新作発表会のお知らせ

一大プロジェクト!
何の事かと思われていたかと思いますが、先のブログに書いていましたように、「HIROUMI」の新作発表会を兼ねた、アトリエヒロウミとして初めての
「HIROUMI JEWELLERY COLLECTION FAIR」
3/20(土)~22日(月)まで開催させていただくこととなりました。


いつもブログにて、品質にこだわったジュエリーについてお話をする機会が多かったのですが、なかなかお手にとってご覧いただける機会が少なかったかと思います。
それは高品質なジュエリーとして一点一点しっかりとした物作りをしておりますと、年間に制作できる数は相当少ない物となり稀少なものとなります。

しかし、不況と叫ばれる中、コストを重視して製作されたジュエリーではなく、今の時代だからこそジュエリーの本質を感じて頂けるような、手作りによるジュエリーを手にとってご覧いただきたく思い、発表する機会を頂きました。

すべて手作りによるジュエリーですので数に限りはございますが、この機会にどうぞ手にとってご覧いただければと思います。

会場
「仲庭 阪急三番街店」
〒530-0012
大阪梅田 阪急三番街南館地下一階
大阪市北区芝田1丁目1-3
℡ 06-6372-5959
営業時間 10:00~21:00
  


Posted by hiroumi at 14:49Comments(0)アトリエのこと

2010年02月18日

仕立ての大切さ

ジュエリーを制作する上では、常にいくつものことを考えながら制作いたします。

それは技術的な事だけでなく、「素材」や「デザイン」、それに「作り」それらのバランスをどう取ろうかということです。

「素材やデザイン」だけに偏ってしまうと、見た目だけを重視した稚拙なものになりかねません。
かといって「作り」だけを重視してしまっては、いかにも職人的な無骨な物になりかねません。

ですから、
宝石を引き立てるようにデザインをし、それを具現化するために高い技術で再現する。
決して技術の高さを見せるために、宝石を使うのではないということです。

その為に、職人は宝飾の歴史を学び、先人達がどのようにしてジュエリーを制作し世に残してきたのか。それらをくみ取った上で、それを表現できるようになるまで修業を積み技術を学び習得する。
だからこそ、新たなハイジュエリーの製作をすることが出来るのです。

ただ宝石や貴金属という物としての価値だけでなく、生み出されるまでに注がれた想いまでもが加わるからこそジュエリーは、特別なものであり、人を感動させるものであり、それを形にする仕立ての大切さが問われるのではないかと思います。
  


Posted by hiroumi at 23:01Comments(0)ジュエリーの話