オオサカジン

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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2009年08月18日

祝!商標!

ついに、「アトリエヒロウミ」のブランドとして、「HIROUMI」の商標を取りました!


以前より自身の名前でもありますし、しっかりした形にしたいと考えていたのですが、商標の取得には大きな金額がいりますし時間もかかる。一時はトレードマークということも考えましたが、やはりここはこだわりたいところ!そこで思い切って行動を起こしていたのです。
半年以上かかりましたが、やっと取得までこぎつけました。

このネームには職人三代の思いがこもっています。
名前に恥じぬ仕事をしていくように改めて気持ちを引き締めて臨もうと思います。
皆様応援のほどよろしくお願いいたします。
  


Posted by hiroumi at 16:31Comments(2)アトリエのこと

2009年08月07日

ペンダント下座

どんどん製作を進めていきます。
ペンダントの大まかな形状が出来たら、その下座になる部分を作ります。
なぜ下座を付けるかというと、強度という点もありますが、しっかりした重厚感を出す意味合いもあります。重厚感というと重苦しいですが、薄っぺらなものにならないようにするため、という方が分かりやすいでしょうか(⌒_⌒;スッキリと、というのも私のテーマの一つですからね(笑)

小さなパーツですがヤスリ一つで、形に合わせて一枚の板から削り出しました☆
ついでにこの部分に石目などの刻印も入れてしまいます。
その方が作品に違和感を与えることなくスッキリ仕上がりますからね( ^ー^)o 
こうやってパーツごとに作り出して行って、磨きながら組み立てていくので、細部まで綺麗に出来上がります。
細部まで綺麗に出来上がるということは、相乗効果として作品自体がとても明るく輝くのです☆

  


Posted by hiroumi at 09:23Comments(0)ジュエリーの話

2009年08月04日

ペンダント製作中~

さてさて、新作のペンダントも順調に制作中です( ^ー^)o 
各パーツを摺り出してセンターストーンの枠に寄せて組み立てていきます☆
ただ、組み立てているだけではなく各パーツに微妙な角度を付けたりしながら付けております。
実はそれは完成した時の考えてのことです。

今回はペンダントなので胸の位置で揺れることになります。
そうすると第三者から身に着けている方を見るとどういった視線の角度で見ることになるでしょう。
そうなんです( ^ー^)o 
その時の見え方などを考慮して作っているわけです。
ジュエリーはただ単にそれだけが美しいだけではなく身に着ける方を引き立ててこその装身具です。
小さな世界にたくさんの想いを詰め込んで作っております♪  


Posted by hiroumi at 22:51Comments(0)ジュエリーの話

2009年08月01日

ハッピーマリッジ♪

よいこです(=^ェ^=)ノ”

昨日は、素敵な海辺の結婚式場で・・・結婚式挙げてきました!!!

うそ付きましたwええ、もう遅いですw

リゾートのような結婚式場でHiroumi marriage用のイメージカットの撮影をしてきました♪





かわいいモデルさんもお願いして、あれこれポーズ取ってもらって、気分はノリノリです♪
でも、カメラマンは三代目と、一部よいこ担当なので・・・
フォーカスかかってるかも知れません。(=TェT=)
専門用語では『ピンボケ』って言うらしいですが・・・。
  


Posted by hiroumi at 18:00Comments(0)仕事関係の話

2009年08月01日

アトリエヒロウミの物語①

さて、ここからはよいこがお届します♪

アトリエヒロウミは1930年(昭和5年)、初代・廣海清(きよし)が大阪にて、宝飾加工職人の道を歩みはじめたときから約80年、親子三代に渡って連綿と宝飾加工の高等技能を継承しているジュエリー工房です。

初代である、故・廣海清は『作ることが好きだった』ということで、12~3歳で飾職人に弟子入りしました。手に職をつけることが一番だったのかも知れませんね。

修行の後、独立してより一貫して高級品の逸品ジュエリー製作にこだわり続け数多くの一点もののオーダージュエリーを作り続けました。
「ええもんを作る」というのが、初代の一貫した考えだったようで、本当に腕自慢の方だったようです。戦後から昭和40年代位が一番職人としての脂の乗った時期だったようですが、良いものを理解して下さるジュエラーやお客様に恵まれたこともあり、十分な時間を掛けて想いのままに腕をふるって作っていたようです。

作品はすべてお客様の手元に納まり、アトリエにはまったく残っていません。実物を目に出来ないことは残念なことですが・・・・・。
ただし、仕事の記録として採られたいくつもの石膏型が残されています。
歯医者さんが歯型を採ったような感じに、石の留めの細かいところや、裏の透かしだったり、作りの細かい形状がはっきりわかるように採られています。






アトリエに初めておじゃましたときに、見せて貰ったそれらに本当に驚愕しました。
50年は経ている石膏型は、いま見ても斬新なデザインであったり、今でこそ見られるような、中石爪にメレーダイヤを彫留めたもの、作りの構造やバランスの極めて難しいものなどで、当時の技能の高さがうかがえるものです。ものごころついて以来、そうとう数のジュエリーを見てきた私でも、『今までこんなの見たことない!』と思うものばかりです。

それを目にすることは、二代目、三代目の励みにも刺激にもなっており、その残されたデザインからヒントを得て、現代のデザインにも生かされています。
初代の残した大いなる遺産といえるものでもあります。
  


Posted by hiroumi at 11:24Comments(0)アトリエのこと